
2025年1月の『千鳥かまいたちアワー』への出演をきっかけに、SNSのフォロワー数が半年で約20倍に急増した吉本興業所属のピン芸人・いぜん。中国北京出身という個性を武器にした毒舌トークと独特の比喩表現が「いぜんミーム」としてTikTokやショート動画で広まり、お笑い界で今最も注目されている芸人のひとりです。
「東大院生×芸人」という前代未聞の二刀流に加え、2026年4月からは大手企業への就職も決定。芸名の由来や来日のきっかけ、ブレイクの裏側まで、気になる情報がたくさんあるのではないでしょうか。
2026年4月時点で判明している情報をもとに、いぜんさんのプロフィールと学歴・経歴、芸名の意味、芸風の特徴から最新の活動状況まで、詳しくご紹介していきます。
この記事でわかること
- いぜんさんの基本プロフィール(本名・年齢・出身・身長など)
- 芸名「いぜん」に込められた意味と由来
- 北京→東京都立大→東大院という異色の学歴と芸人への道
- ブレイクのきっかけとなった『千鳥かまいたちアワー』の反響
- 2026年以降の活動計画と「会社員×芸人」の二刀流について
いぜんの基本プロフィール

- 芸名はひらがな表記で「いぜん」、本名は李 怡然(り いぜん)
- 1998年4月23日生まれ、中国・北京市出身
- 身長168cm、血液型O型
- 吉本興業東京本部所属、NSC東京校27期生
- 2022年にお笑い芸人としてデビュー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 李 怡然(り いぜん/リー・イーラン) |
| 生年月日 | 1998年4月23日 |
| 出身地 | 中国・北京市 |
| 身長 | 168cm |
| 血液型 | O型 |
| 所属事務所 | 吉本興業東京本部 |
| 養成所 | NSC東京校27期生 |
| デビュー年 | 2022年 |
| 趣味・特技 | 1人旅行、読書、サッカー審判(3級資格)、ダイビング(OW資格)、中華料理、将棋、サウナ、ランニング |
| 語学 | 中国語・日本語(JLPT N1)・英語(TOEIC925点)のトリリンガル |
趣味の幅広さも特徴的で、サッカーの3級審判資格やダイビングのオープンウォーター資格まで保有。2025年11月には日商簿記検定3級にも合格したことをX(旧Twitter)で報告しており、学びへの旺盛な姿勢は芸人活動の枠をはるかに超えています。
芸名「いぜん」の意味と由来

- 芸名は本名そのまま使用しており、漢字では「怡然」と書く
- 「怡然」とは「喜び、楽しむ状態を人に与える」という意味を持つ言葉
- 両親がこの名前に込めた願いが、芸人としての活動理念にも重なっている
集英社オンライン(2025年5月)のインタビューによると、芸名の「いぜん」は本名の下の名前をそのまま使ったもの。ひらがな表記にしているのは日本での活動しやすさを考えてのことです。「怡然」という名は、両親からの「喜びと楽しさを周りの人に与える人間になってほしい」という願いを込めて付けられたといいます。
競合記事の多くはこの意味を紹介していますが、見逃されがちな点がひとつあります。「怡然」という名は中国の古典にも用いられる格調ある言葉で、日本語の「以前」と同じ読みになることを彼女自身もネタにしています。本名の音感が「日本語っぽい響き」を持つことは、日本のお笑い界に飛び込む際の小さな追い風だったと考えられます。
いぜんの学歴と来日までの経緯

- 北京大学附属中学高中部(北京市内の超難関校)を優秀な成績で卒業
- 2019年、東京都立大学理学部に留学ビザで入学
- 来日後わずか3か月で日本語能力試験の最上級N1に合格
- 東京都立大学卒業後、東京大学大学院(工学系・核融合研究)に進学
- 2026年3月に東京大学大学院を修了
| 時期 | 学歴・出来事 |
|---|---|
| 〜2019年 | 北京大学附属中学高中部卒業 |
| 2019年 | 東京都立大学理学部に留学入学 |
| 2019年 | 来日後3か月でJLPT N1合格 |
| 2021年頃 | 東京都立大学卒業後、東京大学大学院入学 |
| 2026年3月 | 東京大学大学院(核融合研究)修了 |
よろず〜ニュース(2026年3月26日)によると、いぜんさんは同月26日に東大大学院卒業を報告。「記念撮影の列、万里の長城よりなげぇよ」というコメントとともに投稿し、本人らしいユーモアあふれる卒業報告として話題になりました。
東大大学院への進学は、一見すると純粋な学術的動機に見えますが、実情は少し異なります。スポーツニッポン(2025年6月17日)などの報道では、芸人の肩書きでは就労ビザが認められなかったため、留学ビザを継続するための進学でもあったと語っています。ただ、大学院では核融合の研究に本気で取り組み、「お笑いライブの準備の合間に研究発表の資料を作っていた」とも明かしており、戦略と情熱が共存した進学だったことがわかります。
いぜんが芸人を目指したきっかけ

- 高校1年生のとき、嵐のバラエティ番組を見て日本のお笑いに出会う
- 森三中が松本潤を大笑いさせている場面に衝撃を受け「芸人になりたい」と決意
- 中国のお笑い「相声」とは異なる、日本の間口の広いお笑い文化に惹かれた
求人ボックスジャーナル(2026年1月)のインタビューによると、日本のお笑いへの入り口は嵐のファンだったことがきっかけ。バラエティ番組に出演する森三中さんが、クールなイメージの松本潤さんを爆笑させている姿を見て、「私もいつかこの世界に入りたい」と思ったと語っています。
来日後の芸人デビューへの道はすんなりではありませんでした。NSCの面接当日、手続きの順番待ちと勘違いしてラーメン二郎の行列に2時間並んでしまい面接に遅刻。その後は松竹芸能養成所に入所したものの、コロナ禍で活動できず、2021年にあらためてNSC東京校27期生として入学し、2022年にデビューしています。
ブレイクのきっかけとなった「一撃芸人」特集

- 2025年1月放送の日本テレビ『千鳥かまいたちアワー』への出演が転機
- 「一撃芸人」特集で千鳥・大悟への大胆なネタを披露し注目を集める
- TikTokやショート動画でネタが拡散し、SNSフォロワー数が半年で約20倍に増加
- 千原ジュニアさん直々のリクエストでロケ出演も実現
集英社オンライン(2025年5月)のインタビューでいぜんさんは、「去年の年末くらいからかなりブレイクさせていただいていて。ネタのシーンが切り抜きされてTikTokやショート動画でバズりましたからね」と振り返っています。「中国で大悟に抱かれたい女が並んだら、万里の長城よりも長げえよ!」という大先輩への呼び捨てフレーズが三拍子揃ったインパクトを生み出しました。
2025年以降の主な出演番組を見ると、バラエティを中心に幅広く活動していることがわかります。
- 千鳥かまいたちアワー/ゴールデンアワー(日本テレビ)
- 上田と女が吠える夜(日本テレビ)
- 有吉ジャポンII ジロジロ有吉(TBS)
- 水曜日のダウンタウン(TBS)
- 24時間テレビ48(日本テレビ)
- ななにー 地下ABEMA(ABEMA)
- THE W 2回戦進出(2025年)
- M-1グランプリ「シン・イゼン」名義で3回戦進出(2025年)
2026年以降の活動と「会社員×芸人」の二刀流

- 東大大学院修了後、2026年4月から大手企業に正社員として就職
- 就労ビザ取得と自身の可能性拡大を目的とした、前向きな選択
- 将来的にはコメンテーターや地域活性化への挑戦も視野に入れている
集英社オンライン(2025年5月)のインタビューによると、就職の背景には就労ビザの取得という現実的な事情がある一方、「自分の可能性を広げたいから」という積極的な理由もあると語っています。Newsweek日本版(2025年11月)の取材では、「会社員としての経験がより多くの日本に住む人々に共感してもらえるお笑いへのヒントになる」と前向きに話しており、キャリアへの姿勢が一貫しています。
「東大院生×芸人」から「会社員×芸人」へとフェーズが移っても、お笑いへの情熱は変わらない、というスタンスです。日本で知り合いがゼロの状態から来日し、東大院修了・芸人ブレイク・大手企業就職と、目標を次々に実現してきたその行動力は、芸人としてのネタの切れ味と同様に、際立った個性といえるでしょう。
よくある質問

いぜんさんの芸風の特徴は?
中国出身ならではの視点を活かした比喩表現と、大先輩の芸人も呼び捨てにするフランクすぎる口調が最大の特徴です。「〜ぇよ」という独特の語尾もトレードマークで、「いぜんミーム」としてSNSで広く定着しています。
いぜんさんの彼氏についての情報はありますか?
2026年4月時点で、彼氏の存在を示す公式な発表や熱愛報道は確認されていません。本人は2025年のENOCOUNTのインタビューで「ピン芸人は男として見てねぇ」とユーモアを交えて語っています。
いぜんさんはYouTubeもやっていますか?
「いぜんの勝手にさせてくれ🐼」というチャンネルで活動しています。X(旧Twitter)のアカウントは@thousandmoney98、Instagramも同名のアカウントで発信中です。
M-1グランプリには出場していますか?
2025年のM-1には「シン・イゼン」(コウキシン・シンとのユニット)名義で出場し、3回戦に進出しました。個人のピン芸人活動と並行してコンビ戦線にも挑戦しています。
まとめ:いぜんのプロフィールと経歴

いぜんさんについて、プロフィールから最新の活動状況まで整理しました。
- 本名は李 怡然(り いぜん)、1998年4月23日生まれ、中国・北京市出身。吉本興業東京本部所属のピン芸人。
- 芸名「いぜん」は本名をそのまま使用。漢字「怡然」には「喜び・楽しむ状態を人に与える」という意味がある。
- 北京大学附属中学高中部を卒業後、2019年に来日。来日3か月でJLPT N1取得という語学習得の速さも際立っている。
- 東京都立大学理学部を卒業後、東京大学大学院(核融合研究)に進学し、2026年3月に修了。
- 2025年1月放送の『千鳥かまいたちアワー』出演がブレイクの転機となり、SNSフォロワー数が半年で約20倍に増加。
- 2025年M-1グランプリに「シン・イゼン」名義で出場、3回戦進出を果たした。
- 2026年4月からは大手企業に就職し、「会社員×芸人」の二刀流で活動を継続している。
東大院修了と会社員デビューを経て、いぜんさんはいよいよ新たなステージへ突入しています。「知り合いゼロ」から始まった日本での挑戦が、これからどんな笑いと言葉を生み出していくのか、注目し続けたい存在です。

