
スーパー戦隊シリーズを長年にわたり支えてきたスーツアクター・清家利一さんの訃報が、多くのファンや関係者に大きな衝撃を与えています。2026年6月17日に59歳で亡くなったことが所属事務所から発表され、SNS上では追悼の声が相次いでいます。
実は清家さんの出演歴は「烈車戦隊トッキュウジャー」以降のレギュラースーツアクターとしての12作品だけにとどまらず、1985年の「電撃戦隊チェンジマン」までさかのぼることをご存じでしょうか。どのキャラクターをどの作品で演じてきたのか、正確に把握している人は意外と少ないはずです。
2026年8月時点でわかっている情報を整理しながら、清家利一さんのスーパー戦隊出演作一覧を中心に、代表キャラクターやアクション監督としての功績、そして最期の投稿から訃報に至る経緯まで詳しく紹介していきます。
この記事でわかること
- 清家利一さんのプロフィールと経歴の全体像
- スーパー戦隊シリーズでの出演作・キャラクター一覧
- 代表作といえる伝説的キャラクター
- アクション監督・殺陣師としての活動
- 訃報に至るまでの経緯と関係者の反応

清家利一とは|プロフィールと経歴(2026年8月時点)

愛媛県出身。JAC(現JAE)14期生として1985年にデビューし、以降40年にわたり特撮作品を中心に活躍したスーツアクター・俳優
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 清家 利一(せいけ としかず) |
| 芸名の読み | せいけ りいち |
| 生年月日 | 1966年9月6日 |
| 出身地 | 愛媛県 |
| 所属 | ジャパンアクションエンタープライズ(JAE) |
| 肩書き | 俳優・スーツアクター・アクション監督・殺陣師 |
| デビュー作 | 電撃戦隊チェンジマン(1985年)戦闘員役 |
| 没年月日 | 2026年6月17日(59歳) |
学生時代は父親の意向で競輪選手を目指しインターハイにも出場した経歴を持ちますが、少林寺拳法の経験を生かせる仕事を探しJACの入団テストを受けたことがきっかけでこの世界に入りました。同期には岡元次郎さんや宮崎剛さんがいます。
1985年に「電撃戦隊チェンジマン」の戦闘員役でデビューした後、1990年代から2000年代初頭にかけては時代劇での顔出し出演を中心に活動していた時期もありました。「轟轟戦隊ボウケンジャー」からスーツアクターとしての活動を本格的に再開し、以降はスーパー戦隊シリーズのレギュラーを長く務めています。

清家利一 スーパー戦隊出演作一覧|キャラクター別まとめ

- デビューから2026年の最終出演作まで、確認できるだけで20作品以上のスーパー戦隊シリーズに関わっています
- 2014年「烈車戦隊トッキュウジャー」以降はレギュラースーツアクターとして12作品に出演
- それ以前も戦闘員や怪人役など、様々な形でシリーズに参加していました
| 作品名(放送年) | 役柄 |
|---|---|
| 電撃戦隊チェンジマン(1985-86) | ヒドラー兵 |
| 超新星フラッシュマン(1986-87) | ゾロー、ホウ |
| 光戦隊マスクマン(1987-88) | 戦闘員ほか |
| 超獣戦隊ライブマン(1988-89) | 戦闘員ほか |
| 激走戦隊カーレンジャー 第1話(1996) | 戦闘員役 |
| 特捜戦隊デカレンジャー(2004-05) | 警官役、看守役 |
| 轟轟戦隊ボウケンジャー(2006-07) | ガイ/クエスター・ガイ、ズバーン |
| 獣拳戦隊ゲキレンジャー(2007-08) | ゲキバイオレット、スウグ |
| 炎神戦隊ゴーオンジャー(2008-09) | ヨゴシュタイン、ゴーオンブラック |
| 侍戦隊シンケンジャー(2009-10) | 腑破十臓、筋殻アクマロ |
| 天装戦隊ゴセイジャー(2010-11) | 彗星のブレドランほか |
| 海賊戦隊ゴーカイジャー(2011-12) | ワルズ・ギル、グレートワルズ |
| 特命戦隊ゴーバスターズ(2012-13) | ビートバスター |
| 獣電戦隊キョウリュウジャー(2013-14) | ドゴルド |
| 烈車戦隊トッキュウジャー(2014-15) | ネロ男爵 |
| 手裏剣戦隊ニンニンジャー(2015-16) | 晦正影、ドラキュラほか |
| 動物戦隊ジュウオウジャー(2016-17) | クバル |
| 宇宙戦隊キュウレンジャー(2017-18) | イカーゲン、ドン・アルマゲほか |
| 騎士竜戦隊リュウソウジャー(2019-20) | ガイソーグ、リュウソウブラウン |
| 魔進戦隊キラメイジャー(2020-21) | 家臣役 |
| 機界戦隊ゼンカイジャー(2021-22) | バラシタラほか |
| 暴太郎戦隊ドンブラザーズ(2022-23) | ソノザ変身体 |
| 王様戦隊キングオージャー(2023-24) | デズナラク8世、ダグデド・ドゥジャルダン |
| 爆上戦隊ブンブンジャー(2024-25) | マッドレックス |
| ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(2025-26) | 最終出演作(2026年2月まで) |
報道では「12作品でスーツアクターを務めた」とまとめられることが多いのですが、これは2014年の「トッキュウジャー」以降にレギュラースーツアクターとして名前が明記された期間を指しています。個人的な見方になりますが、戦闘員や端役も含めれば実際の出演歴は1985年のデビューから40年以上、20作品を超えるスーパー戦隊シリーズに及んでおり、シリーズの歴史そのものを体現してきた一人と考えられます。

代表作といえる伝説的キャラクター3選

- 侍戦隊シンケンジャー「腑破十臓」…宿敵幹部としてシリーズを象徴する存在感を残した
- 王様戦隊キングオージャー「デズナラク8世」…直近の代表作としてファンの記憶に新しい
- 海賊戦隊ゴーカイジャー「ワルズ・ギル」…ラスボス的立ち位置で高い評価を受けた
「侍戦隊シンケンジャー」の腑破十臓は、宿敵幹部としての存在感の強さから今も語り継がれるキャラクターです。「王様戦隊キングオージャー」のデズナラク8世は、キャラクターデザインを担当した漫画家からもスーツアクター時代の演技を惜しむ声が寄せられるなど、直近の代表作としてファンの印象に強く残っています。

アクション監督・殺陣師としての顔

- つかこうへい演出の舞台で指名されたことをきっかけに殺陣師として活動を開始
- 「帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER」以降、アクション監督としても現場を支えた
- 「烈車戦隊トッキュウジャー」「手裏剣戦隊ニンニンジャー」「動物戦隊ジュウオウジャー」などでアクション監督を担当
清家さんは演じ手としての感覚とアクション監督としての演出目線の切り替えに悩んでいたと過去のインタビューで語っており、俳優業と殺陣師・アクション監督業を掛け持ちすることの難しさに向き合い続けてきた人物でもありました。

清家利一さんの訃報と最期の投稿

- 2026年4月9日、自身のXで入院を報告
- 入院中も抗がん剤治療の様子を継続的に発信
- 2026年6月17日に永眠、6月20日に近親者で葬儀を執り行う
- 6月22日、所属事務所JAEが正式に訃報を発表
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年4月9日 | Xで入院を報告 |
| 2026年4月14日〜23日 | 治療の経過を複数回投稿 |
| 2026年5月14日 | 車椅子姿の近影とともに近況を投稿(最後の投稿) |
| 2026年6月17日 | 永眠(59歳) |
| 2026年6月20日 | 近親者のみで葬儀を執り行う |
| 2026年6月21〜22日 | 家族・所属事務所が相次いで死去を発表 |
最後の投稿となった5月14日には、入院から1ヶ月あまりが経過し抗がん剤治療が続いていることを明かしながらも、前向きな言葉をつづっていました。訃報発表後、家族は本人が多くの人に愛されながら幸せな人生を送ることができたと感謝のコメントを寄せています。

関係者・共演者からの追悼の声

- 演劇プロデューサー・岡村俊一氏が交流の深さを振り返り追悼
- JAC同期の俳優・真矢武さんが再会時の思い出を回想
- 「王様戦隊キングオージャー」のキャラクターデザインを手がけた漫画家・余湖裕輝氏も追悼のコメント
- ノンスタイル石田明さんら共演者からも感謝と追悼の投稿
SNS上では、殺陣の指導を受けたことへの感謝や、現場での気さくな人柄を懐かしむ投稿が多く見られます。長年にわたり多くの俳優・スタッフと関わってきたことが、寄せられた追悼コメントの多さからもうかがえます。

よくある質問

清家利一さんが最も長く演じたキャラクターは?
単一キャラクターとしての最長出演記録は公式に明言されていませんが、代表作としては「侍戦隊シンケンジャー」の腑破十臓や「王様戦隊キングオージャー」のデズナラク8世がよく挙げられます。
清家利一さんの死因は公表されていますか?
家族や事務所からのコメントでは具体的な病名までは公表されておらず、抗がん剤治療を受けていたことのみ本人のSNSで明かされていました。現時点で病名についての公式な発表はありません。
仮面ライダーシリーズにも出演していましたか?
はい。「仮面ライダーBLACK」のシャドームーン役をはじめ、「仮面ライダーカブト」「仮面ライダーキバ」「仮面ライダーガヴ」など複数の仮面ライダーシリーズにも参加しています。
まとめ

清家利一さんのスーパー戦隊出演作とその経歴について、押さえておきたいポイントを整理します。
- 1966年9月6日生まれ、愛媛県出身、JAC(現JAE)14期生。
- 1985年「電撃戦隊チェンジマン」でデビューし、以降40年以上にわたり特撮作品に携わった。
- 「轟轟戦隊ボウケンジャー」からスーツアクターとしての活動を本格化させた。
- 2014年「烈車戦隊トッキュウジャー」以降はレギュラースーツアクターとして12作品に出演。
- 「侍戦隊シンケンジャー」腑破十臓、「王様戦隊キングオージャー」デズナラク8世などが代表的な役柄。
- アクション監督・殺陣師としても複数作品を支えた。
- 2026年6月17日に59歳で永眠、6月22日に所属事務所が正式発表した。
清家利一さんは、40年以上にわたりスーパー戦隊シリーズを陰で支え続けた存在でした。最終出演作となった「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」まで現場に立ち続けたその歩みは、これからも多くのファンの記憶に残り続けることでしょう。

